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突発性難聴新治療始まる

Yahooのニュースを見ていたら、「突発性難聴」の新治療が始まるという。
聴覚細胞を再生する世界初の治療を、京都大病院耳鼻咽喉(いんこう)科の伊藤壽一教授らのグループが始めたということだ。
…治療は、聴覚細胞が集まる内耳の蝸牛(かぎゅう)の膜に、細胞の成長にかかわるたんぱく質「IGF-1」を含ませたゼリー状のゲルを塗る。約2週間かけて吸収され、傷ついた聴覚細胞の死滅を防ぎ、再生させる。発症後1か月未満で、ステロイド治療で効果が出ていない20人程度に実施する予定…ということで、患者への朗報にはなるだろうが、問題は発症後1か月未満に対しての治療だということだ。
発症2週間以内なら、ステロイド治療も効果があるが、一ヶ月を経過した患者で聴力が回復しておらず、後遺症に苦しんでいるケースの場合、根本的な治療にはならないのが残念である。
突発性難聴の推定患者は年間約3万5000人とも言われているが、僕の推測では、おそらく更に数倍の患者がいるのではないかと思う。
実際、これまでに10人くらいの経験者と出会っているし、僕のような、いわゆる「ストレス難聴」と呼ばれる、軽度な難聴を伴う突発性の低音難聴の経験者は、それこそ星の数ほどいそうだ。
突発性難聴が苦しいのは、聴力が改善されたとしても、その後に残る耳鳴りや閉塞感という不快な後遺症である。
この病気になったキャスターの筑紫哲也氏は、「何といっても、耳鳴りが一番辛く、自殺を考えたほどだ」と語っている。
耳鳴りの苦しさからうつ病になるケースもあり、睡眠剤や精神安定剤が手放せない人も多いという。
国の難病に指定され、ストレス社会ならではの現代病ともいえる突発性難聴の治療は、最終的には死滅した細胞を復活させることへの内耳再生の治療領域までいかないと、本当の意味で、新治療とは言えないだろう。
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ブルーな3日間

一昨日、突然、左耳に強烈な耳鳴りが起こった。
以前にも書いたが、僕は30年来の耳鳴りもちで、24時間365日、両耳の奥でセミが鳴いている。
いつもはニイニイゼミクラスの小さなヤツが一匹いる程度で、静かな部屋にいて初めて気になるくらいであるが…この日は違った。
今までにないような強烈な耳鳴りが左耳から起こったのだ。
それは、セミが10匹以上、ニイニイゼミばかりかクマゼミも鳴く大合唱である。
耳鳴りの音に自分の声が共鳴してよく聞こえなし、電車の音や街の喧騒が脳髄まで響くのである。
出張帰りだったので、(疲れが出たんだろう、すぐ治まるさ…)と思っていたが、さにあらず。
帰宅してから寝床に入っても一晩中セミの合唱は続き、翌日の朝になってようやく小康状態になった。
昨年、突発性難聴を罹って辛い経験をしただけに、(もしや再発か…)と思い、翌日、病院へ行った。
聴力検査の結果は正常だったが、内耳の奥で病変が起きている可能性もあるということで、クスリを貰って帰宅した。
そして今日。クスリが効いたのか、ようやくいつものセミ一匹状態に戻った。
とにかく、ブルーな3日間だった。
浜崎あゆみのこともあるように、突発性難聴は怖い病気だ。
僕の場合は、彼女が罹ったタイプと違って、一般に「ストレス難聴」と呼ばれる低音部に難聴が出る再発性の疾患である。耳鳴りや閉塞感、難聴が主な症状であるが、ストレスや血行障害が原因といわれるも、はっきりしたことは分かってない。
ストレスを抱える40代~50代のサラリーマンに急激に増えている疾患らしい。
まぁ、いずれにしても、“くわばら、くわばら”だ。
今年の目標は“健康”と宣言していたが、新年早々これでは思いやられる。
仕切りなおして、再出発するしかないようだ。。。

さて、話変わって、オークションで「めぞん一刻」のDVD最終巻を落とした。
何度観ても、涙が溢れる。
涙もろい、おとつぁんである(笑)。

■最近観た映画
「バッチギ2」 井筒和幸監督 2007年 日本 DVD ☆☆☆☆★
TVシリーズ完全収録版「めぞん一刻」(24)TVシリーズ完全収録版「めぞん一刻」(24)
(2000/10/25)
島本須美、二又一成 他

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今日から出社です

10日ぶりに出社した。
心配だった通勤のJRや地下鉄の騒音もそれほど気にならなくて、まずは安心した。
出社すると、
「聴こえますか?」
「もう復帰できんかと思っとった」
「何日入院したんか?」
…などと話が尾ひれをつけて大きくなっていた(笑)。
僕の耳はよく聞こえるし、入院もしていない!
まぁ、心配してくれたのはありがたいが、こうした職場だ(笑)。
10時から始まる会議の前に、関係諸氏に見舞いの返礼メールを送った。
会議は一日だったが、さすがに疲れた。
帰りの電車も疲れた。

ようやく平穏が。。。

突発性難聴発症2週間目にして、ようやく平穏が訪れた。
気になっていた右耳の閉塞感や違和感がなくなったのだ。
鍼治療が効いたのだろうか。昨日午前中に行った治療から、嘘のように違和感が消えたのだ。
主治医も「後遺症が残るケースがあります」とおっしゃっていたが、発症前の状態に戻れたことは、ラッキーと思わざるをえない。
昨日は、月曜からの電車通勤を思うとその騒音に耐えられないかと思い、100円ショップで耳栓まで買って用意した。
JRの満員電車から地下鉄に乗り継ぐ通勤は、じっと騒音に耐える時間だ。オレンジ色のスポンジのような耳栓はなんだか恥ずかしく、いっそのことイヤホンをしていこうかとも考えていた。
病気になってからこの2週間、毎日が喜怒哀楽の日々だった。明日からは普段どおりの仕事が始まる。無理せずにいこうと思う。

■最近観た映画
「ドリームガールズ」 ビル・コンドン監督 米 2006 DVD ☆☆☆☆☆
※何といっても歌姫ビヨンセ・ノウルズの美貌と歌が凄い。更に驚きなのは、初出演にしてアカデミー賞助演女優賞を獲ったジェニファー・ハドソンの圧倒的な歌唱力。ビヨンセがかすんでしまうほどだ。そして、更に更に驚きは、エディ・マーフィ。あれほど歌がうまいと思わなかった。
ストーリーは単純だが、「シカゴ」に続くミュージカル映画の金字塔ではないでしょうか。おススメです。
※もうひとつ、7月7日放送の「スペシャルドラマ 必殺仕事人2007」が面白かった。東山紀之、ちょっとカッコよすぎるな。和久井映見がまた艶っぽくてよかった。

ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (Blu-ray Disc) ドリームガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション (Blu-ray Disc)
ジェイミー・フォックス/ビヨンセ・ノウルズ (2007/08/03)
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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突発性難聴発症 その後

発症して2週間になろうとしている。
主治医からは完治という診断を貰ったが、実際にはまだ右耳に違和感がある。
それでも発症当時の状態からすると雲泥の差だ。
会社もちょうど一週間休んでしまったし、じっとしているのも耐えられなくなってきた(笑)こともあり、この二日間はゴソゴソと動きまわっている。
体重も発病してから2キロ痩せ、ダイエットを開始した2ヶ月前から計算すると5キロ減になった。
闘病中の2キロ分は少し取り戻しておかないといけないと思い、このところは量も食べるようにしている。
さて、“ゴソゴソ動き回った”内容だが、まだウォーキングを開始するには早そうなので、買い物に行ったり、DVDのレンタルを覗いたりしている。
読書は目が疲れるのでパスし、音楽も耳にはきついのでパス、音量を落として、もっぱら映画のDVDを観ていた。
徐々に普段の生活に戻しながら気長に体調を整えていくのが、今の目標でしょうか。
ところで、突発性難聴を発症してからよく覗いていたサイトがこれ。

 ●黒田京子(音楽家)の公式サイト/Official web of KURODA Kyoko
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~kkyoko/
ジャズピアニストとして有名な方ですが、2006年に突発性難聴を発症して、その後遺症に苦しみながらも精力的に音楽活動を続けています。コラムの『日々雑感/洗面器』では力強いメッセージを貰いました。

■最近観た映画
「犬神家の一族」 市川崑監督 日本 2007 DVD ☆☆☆★★
「UDON」 本広克行監督 日本 2006 DVD ☆☆☆★★
「世界の中心で愛をさけぶ」 行定勲監督 日本 2004 DVD ☆☆☆☆★

※『犬神家の一族』は何度も映画化されたリメイク版だが、石坂浩二の若々しさも凄いが、やっぱり金田一のアタリ役はこの人しかいないと思う。
深田恭子は作品が変わるたびに、イメージが変わる女優だ。凄くキレイに見えたり、可愛く見えたり、魅力的な女性ですねぇ。
※『UDON』は内容もシンプルで面白いが、主演のユースケ・サンタマリアが軽薄すぎる。
小西真奈美は『阿弥陀堂だより』以来のファンだが、聡明で透明感がある気になる女優だ。この映画ではちょっと3枚目ぽかったかな。もったいない。
※『世界の中心で愛をさけぶ』は今更というところだが、実は初めて観た作品。青臭いと言われそうなんで、もちろん原作も読んでないが、不惑を過ぎたおとっつぁんを泣かせるのは罪ですねぇ(笑)。
はっきりいって完成度が高い作品だと思います。ただ、映画の中で出てきたバス停に貼られたホーロー看板(仁丹のレアもの・富士ヨット学生服菱形看板・キッコーマン)が、1987年と2004年の両方の背景に出ていたのがちょっと許せない。時代を演出するにしても、2004年のほうははずしたほうが良かったんではないかと、老婆心ながら思う。
最も、こんな細かいところまで気にするほうもおかしいですが(笑)。

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ユースケ・サンタマリア (2007/03/07)
ポニーキャニオン

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突発性難聴発症 完治!

発症10日目。
病院で聴力検査と診察を行った。
「聴力は正常値に戻りましたね~。点滴もしなくていいですよ!」
「まだ、右耳がぼおっとしているんですが…」
「今日はお天気が悪いし、気圧も関係しますから…。お薬は一週間分出しておきますね、また調子が悪くなったら来て下さいね」
「…」
先生の判断では、これで完治ということだ。
きれいな女医さんは、最後までテキパキと事務的な対応だった(笑)。

しかし、聴力は戻ったもの、左耳の閉塞感は取れたが、右耳は日替わりのように調子の良い状態と悪い状態を繰り返している。
今日は朝から自分の声が響いている。この不快感が取れてくれればうれしいが、実際にはこれがやっかいな後遺症なのである(学習による)。

軽症だったとはいえ、1/3しか完治しないという突発性難聴を克服することができたのも、考えてみればラッキーだったのかもしれない。
僕の場合、発症当初は右の低音部が40dBになっていた。携帯電話の声が右耳で聴くとまったく違う音に聴こえていたし、PCのマウスの“カチカチ”という音も、“クチクチ”と聴こえた。
低音性の難聴は早期に治る確率も高いが、再発する可能性もあるらしい。俗に「ストレス難聴」とも呼ばれているように、原因はストレスからくる血行不良といわれている。発症前の状況を振り返ってみると、まさにそれが当てはまる毎日だった。

これからは自分の身体もいたわりながら、ストレスを溜めずに(これが一番難しい)、のらりくらりと生きていくということでしょうか。
ともあれ、心配をかけた家族や、職場の仲間、そして、このブログとサイトを応援してくださっている皆様に感謝です。

突発性難聴発症 その3

発症9日目。
昨日は鍼の影響で、両耳の閉塞感と耳鳴りがひどくなったが、朝起きたらすっかり治っていた。
会社に電話をし、状況を報告。この分だと明日の検査と診察の結果次第で、木曜日からでも出社できるのではないかと伝える。
しかし、上司は「何言ってるんだ、今ここで無理してどうするの。今週いっぱいおとなしくしてろよ」
ありがたいことである。思えば、入社して26年、これだけ長く休んだことは新婚旅行以来だ。
明日の検査の結果、どう転ぶだろうか。聴力が改善してくれていることを祈るしかない。

突発性難聴発症 その2

発症8日目。
朝起きたら、一週間続いた両耳の閉塞感が無くなっていた。
「あ・い・う・え・お」と声を出してみる。
右耳はわずかに違和感があるが、自分の声もこもらないし、二重にも聴こえない。
心なしか耳の聞こえも良くなっているようだ。
自然治癒が進行したのだろうか。それとも鍼の効果が出たのだろうか。
うれしくて、思わず妻に「治るかもしれん」と何度も言う。
今日から一週間は治療に専念するために会社を休むことにしてあるが、ひょっとしたらそんなに休まなくても済むかも知れない。

午前中に3回目となる鍼治療に出向く。効果が出てきたことを鍼灸師に告げると、「それが、鍼の力なんです」と力強くうなずいた。
しかし、喜んでばかりもいられなかった。鍼治療を終えて自宅に戻ると、身体がだるくなり、耳鳴りがひどくなった。特にこれまであまり気にならなかった左耳がひどい。閉塞感も少しぶり返したようだ。
鍼の影響だろうか。一進一退を繰り返して良くなるのだろうか。

少し熱っぽい身体を起こして、3時に県立病院の内分泌科へ。糖尿病のリスクを検査し、これから始まるかもしれないステロイド剤点滴の負荷を調べる。
空腹時血糖値は97で問題がなかった。ヘモグロビン値も問題がなく、これでステロイド治療が可能になった。
内分泌科の女医さん(しかし、この病院はきれいな女医さんが多い!)も、突発性難聴の経験があり、すでに発症8日目になり、治療をあせる僕に対して、「発症2週間以内ならステロイドの効果は充分にあります」とおっしゃった。
あとは水曜日の聴力検査で、聴力が改善されているかどうかをみて、点滴を行うか決まることになった。
やっかいな病気との付き合いは、しばらく続きそうだ。

突発性難聴発症

ちょっとばかし深刻な病気になってしまった。
きっかけは、出張中の月曜日に右耳の違和感に気づいたところから始まった。自分の声が耳の中で響き、外の音も金属音がやけに響く。居酒屋にいても、うるさくて仕方がなかったが、酒を飲んで寝れば治ると思っていた。
翌日の火曜日、東京での会議中。甲高い声で話す同僚の声が耳に響いてしょうがない。発言する自分の声が耳の中でこもって、二重に割れて聞こえるのも変わらない。
出張から帰った水曜日、右耳の閉塞感がとれず、地元の耳鼻科を受診。
「風邪でも引いたかね。鼓膜は正常だね。超音波あてて様子見よう」
結局、老医師の言うがまま、鼻炎のくすりを処方されてそのまま会社に出た。
そして、木曜日。天から悪魔が降りてきた(笑)。
朝起きたら、両耳がぼわぁぁぁんとして、よく聞こえない。自分の声がこもって何を喋っているのか分からない。冷蔵庫や洗濯機のブーンという低音が耳に響いて仕方がない。まるで、プールの中に潜っているようだ。耳鳴りもいつもより高く鳴っている(僕は30年来の耳鳴りもちなのだ)。

耳が壊れたと思った。
地元の耳鼻科では埒が明かないと思い、会社を休んで県立病院に向かった。
「突発性の低音難聴です」。きれいな女医さんからそう告げられた。
「右耳の低音部の聴力が少し落ちていますが、日常会話では問題がないレベルです」
「自然治癒に向かってるかもしれません。閉塞感は治らない可能性もあります」
結局、軽症なので投薬(血流促進剤、ビタミン剤)で様子を見て、聴力が改善しない場合はステロイドの点滴を行うことになった。
病院から帰宅して、ネットで病名を検索してみると、けっこう厳しい病気であることが分かった。国の難病に指定され、完治の確率は1/3。完治しても耳鳴りや閉塞感の後遺症が残るケースも多いようだ。とにかく、ステロイド剤投与による早期治療が勝負らしい。
さすがにこれにはびっくりしてしまった。素人考えたが、すぐにステロイドの点滴をしてもらったほがいいのではないかと思い、病院に連絡。午後から一回目の点滴となった。
しかし、同時に行った血液検査で血糖値がかなり高いことが分かり、このまま点滴を継続すると、糖尿病発症のリスクが高くなるとう。結局、二回目以降の点滴を一旦中断し、月曜日に専門医師による糖尿病の検査と診察を行ったうえで再開するかどうか決めることになってしまった。
…そんな状態でこの週末を迎えている。
昨日の土曜日は不安感もあって、耳の状態も体調も最悪で、一日中寝ていた。最も、できるだけのことはやってみようと思い、二日間続けて鍼灸治療もやってみた。
そして、日曜日の今日。鍼治療の効果が出たのか、体調も良くなり、耳の閉塞感も少し取れてきたようだ。耳の聞こえも少し良くなったような気がする。自然治癒に向かっているのだろうか。
会社は向こう一週間休みを取った。どうなるか分からないが、できるだけのことをして、ここはじっくり治していこうと思う。

携帯電話で状況を伝えたとき、会社の同年輩の女性社員が言った。
「もう50才近いんだから、中古車と同じなんだよ。これまで元気だったことが凄いことなんだから」
…僕はこれまで大きな病気もしたことないし、入院経験もなければ、点滴でさえ、この冬に胃腸風邪に罹ったときが初めての経験だった。
ここまでいたって丈夫に、元気に生きてきたのだ。
それがこうした病気になって、初めて土俵際まで追い詰められてアタフタしている。

昨日まではかなり落ち込んでいて、不安だらけでHPもこのブログも開けることさえできなかったが、今日からは、自分を奮い立たすためにも、必ず治ることを信じて、このブログに状況を記していきたいと思う。
しばらくの間、「琺瑯看板探検隊が行く」の更新はお休みしますが、以上の状況につき、皆様ご承知の程よろしくです。