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「河北新報のいちばん長い日」

ドラマ化もされて話題になった本。
東京出張の往復の新幹線の中で、一気読み。

東日本大震災という未曽有の災害に遭遇したなかで、
新聞を毎日発行し続けるという社員達の執念が、この本の骨格である。
創業以来114年間に渡っての新聞事業へのこだわりが、企業理念と見事に調和して、
社員一人ひとりにDNAとして受け継がれているのだ。

また、東北で起こった災害を、東北の新聞社として、東北の人々に伝えたいという
強い使命感で、スクープばかりにこだわらず、読者の顔を見ながらタイトルの
一字一句にまで気遣いをするスタンスがすばらしい。
「死者」ではなく「犠牲者」と置き換える心遣いである。
河北新報が長きに亘り、地域に根ざす新聞として、地元民から支持されているゆえんだろう。

実名による文章も真実感があり、ノンフィクションの読み物としても成功していると思う。

河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙
(2011/10/27)
河北新報社

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[ 2012/05/16 ] 読書 | TB(0) | CM(0)

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